2013年4月8日月曜日

平成25年度入学式始まりました!

これまでのうららかな春の日和をぶっ飛ばすような大風がここ羽黒町にもビュービュー吹き荒れています。
こんな風の日は退職された秋元順雄先生がお話してくださった事が思い出されます。
羽黒高校の敷地内には吹奏楽部や書道部が活動している創造の館という建物があります。そして、校門から校舎までイチョウ並木が続いています。そのイチョウの木の話。
創立当初の同じ時期に植えられたその木々は50年たった今、立派な大きさになり、夏にはさわやかな緑色を、秋には素晴らしい黄色を見せてくれ、学校生活に彩りを添えてくれます。
同じ時期に植えられたのだから、同じ位の大きさのはず。でも実は幹の太さが全然違うんです。
羽黒高校は丘の上にあるイメージなので、田んぼから風がそれはそれは吹き上げて来ます。とにかく強烈!妨げるモノがなければモロに風は直撃です。
ある木は創造の館が壁となり風からの直撃を免れ、ある木は強風の直撃を受け続ける。
さて、長い年月が過ぎた今、どちらの木がが太い幹を持つに至ったか?
それは後者、つまり強風を受け続けたイチョウの木々の方なのです。

なるほど、なるほど。


新入生の皆さん、自分にとって大変な事はこれからたくさんあるでしょう。しかし、全ては表裏一体だし、ものは考えようです。イヤだと思う物事の中にこそ、自分が伸びるチャンスが隠れていたりいなかったり。まあ、後から分かる事なんですね、こういうのは。
ということで、今日みたいな大風の時に自分はどうするか?考えてみよう。真正面から立ち向かってもよし、建物の中に避難してもよし、風にのって飛んでみてもよし…目的によって正解は様々なんでしょう。あとは自分しだい。せっかく縁あって入学する羽黒高校。三年間楽しんで学校生活を送ってくださいね!









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