2019年3月23日土曜日

3/23(土)新入生登校日に寄せて

校長の牧静雄です。
新入生の皆さん、ようこそ羽黒高校へ!
まさに今日この日が皆さんの羽黒高校生としての始まりです。

23歳、羽黒工業高校(現羽黒高校)に赴任し、38年。校長として8年――
私は、実に多くの羽黒高校生を見てきました。
その中で、「なりたい自分」になっていった生徒には、学ぶべき共通点があるように思います。

新入生登校日が終わった今、皆さんは、人それぞれに、安心、不安、欲望、意欲、期待、感謝、勇気、好奇心、冷静、焦燥、後悔、満足、無念、緊張、憧憬等といった様々な感情が、沸いていることでしょう。しかしながら、個々の感情に違いはあれど、私は、皆が、今日というこの日を、「自分」について考える機会にして欲しいと思っています。

今日、学年主任の山口先生から、「10年後の自分について考える」という具体的な投げかけがありました。


因みに、10年前の皆さんは、何をしていましたか?5歳の年中さんです。
では、10年後はどうでしょう?25歳の自分、何をしているでしょうか?なりたい自分を思い描いていますか?なりたい自分になるためには、これから始まる高校3年間を考えないわけにはいきません。

そこで、今春の卒業記念講演をいただいた的場亮先生のお言葉をお借りし、皆さんにメッセージを送りたいと思います。

「発揮能力(パフォーマンス)」
=心(ものの見方や考え方、取り組む姿勢)×技(学習で得た知識)×体(集中力・持続力を持つ体)

つまり、この能力は、それぞれに大きなものを得ることが出来れば、2倍にも3倍にも、100倍にも、それ以上にもなる可能性があるということです。が、その反面、どれかが0になれば、その能力は全く発揮されず終わってしまうという怖さも持っています。ですから、この3つ全てがバランスよく成長させることが肝要というわけです。

私たち教職員は、皆さんに関わることのできるこの3年間をフル活用して、このことを語っていきたいと思います。

さあ!「なりたい自分」へのスタートです。


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