2021年4月15日木曜日

地域の中で学ぶ その1

ついに令和3年度の授業がスタートしました。やっぱりいいですね、授業って。

さて、学校の中、教室の中だけでなく、地域の中で学ぶことが求められている今、羽黒高校としてどんな教育活動が展開できるのかということをここ数年模索してきました。

新型コロナウイルス感染予防のポイントを守りながら、できることは何なのか、考え続ける日々です。

その取り組みの一つとして、今年度より「羽黒芸術の森 今井アートギャラリー」さんのご協力のもと、探求型の授業を展開させていただくことになりました。課題を発見し、それをいかに解決していくかを自分たちで考え、実践してみる。自分たちだけでは手に負えない内容であれば、協力者を募り解決策を探っていく…という感じです。

今日4/15(木)は記念すべき1回目。今井アートギャラリーに直接伺い、色々なお話をお聞きしました。羽黒町がうんだ洋画家今井繁三郎さんの作品を鑑賞させていただきました。


色々とお話を伺う中で課題を発見。美術館の運営の中で、今一番苦労しているのが作品の出し入れのようです。床に直に置かれて所蔵されている作品を、台車のようなものに載せておけたらいいのに…とのことでした。この授業に参加しているのは工業科に所属する生徒たち。これは普段の授業内容が生かされそうです。学校に持ち帰って、どの授業で取り組もうか相談しなければ!


これは、色々な課題が見えてきそうです。工業科をもつ羽黒高校ですので、ものづくりは得意分野です。これはチャンスがありそうだな。


かなり広い敷地です。素敵な空間が広がります。


併設されている「ovenKato」!とても素敵なお店です。この看板もカッコいい!この感じで「今井アートギャラリー」の看板を制作することに決定です。繊細な鉄の加工になりそうです。これはやりがいあり。


庭の整備はかなりの時間がかかりそうです。3年計画で進めているとのことで、こちらにも参加させていただくことに!これは色々な授業で関わらせていただけるチャンスがありそうです。


羽黒高校から車で5分…こんなに近いところに、こんなに素敵な場所が…とみんな大喜びでした。次は来週、池の整備や薪割り!をさせていただく予定になっています。
これからどんな展開になるのか、本当にワクワクします。

色々な学校で、色々な地域の方々と、模索されている新しい教育の形。これがきっかけとなって、ながーーーーーく、素敵な活動ができるように努力していきたいと思います。

次もお楽しみに!

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