2019年12月19日木曜日

山形県高等学校放送コンテスト新人大会アナウンス部門に3位入賞しました!

2年普通科国際コースの阿部さんが山形県高等学校放送コンテスト新人大会アナウンス部門で第3位の成績を収めました!
これは羽黒高校史上初の快挙!
みごと東北大会への切符を手に入れました!!
また、3位に入賞したため、来年8月に行われる全国高等学校総合文化祭にも併せて参加が決定しました!


広報室ブログではたっぷりと内容をお届けします!



阿部さんが出場したのは放送コンテストの4部門のうちアナウンス部門
この部門では事前にテーマに沿って原稿を作成し、会場ではマイクを通して内容を伝えます
一人あたりの持ち時間は1分30秒
原稿の内容や滑舌などの読み方、発声、マイクの使い方などが評価の対象となり、その総合点数を競います



そんな阿部さんにインタビューをしました!




内容は私が住んでいる羽黒の催しのひとつである「はぐろ大家族会議」についてにしました。
先生に勧められて参加したのですが、行く前は不安でした。でも参加したらとても楽しくて、すごく未来をつくる夢のある取り組みだなと思い、このテーマにしました。


このはぐろ大家族会議では、学生からお年寄りまで、参加者を家族に見立てた小グループで羽黒の街づくりを話し合います。
幼いころから顔見知りの人と改めて「羽黒をこうしたい!」と言葉にだしてみると、場に一体感が生まれます。

私たちの年代の意見はどうしても「交通の便が悪い」「ショッピングモールが欲しい」と羽黒の不便さに目が向いてしまいがちです。
でも大人の人はどうしたら若者や自分の子供たちが羽黒に帰って来てくれるかを前向きに話し合っていて、「若者について考えてくれているんだ!」と、とてもうれしくなりました。


読み方について、以前にいただいた講評では読むスピードが速い、ラ行など苦手な行が多いという指摘をいただいていました。
でも今回はそれらの指摘はなく、聞きやすいと言ってもらえたのでうれしかったです。

しかし大きな大会になるほどスピードや滑舌、抑揚、単語の切り方など技術のレベルがどんどんあがり、まるでアナウンサーのように聞きやすいアナウンスをする方が増えていきます。
次の東北大会ではもっと基本を突き詰めて練習し、自分が弱点としているところを直したいと思います。



アナウンス研究会は毎週月曜日の放課後、部員4人で活動しています。
発声練習や有名な「あめんぼおかいなあいうえお」などの音読、昔の落語などで練習をしています。
部の目標は「人に届ける読みをする」です。
吹奏楽部や合唱部などの定期演奏会や、学校のオープンキャンパスで進行を務めることもあります。
発音をよくしたい方、人前で話ができるようになりたいという方はぜひ一緒に活動しましょう。



ありがとうございました!



次の大会は来年2月1日、2日に行われる第23回東北高校放送コンテスト福島大会です!


阿部さんに面白いアナウンスのテクニックを教えてもらったのでご紹介!

上から鼻濁音、濁音、ふつうのかで、それぞれ「(ん)が」「が」「か」と読みます。
この鼻濁音はガ行だけに発生しますし、文中でしか発生しないんです。

例えば
は ぐ ろ こ う と う がっ こ う
だと、「ぐ」は「羽黒」という単語の中の文字なので鼻濁音になりますが、「が」は「学校」の語頭にあたるので鼻濁音にはなりません。

「か゚」はあまり見かけない文字ですが、こういう場では誤用ではないんです。
使わない人も増えていますし、私もまだまだ勉強中です!


鼻濁音が気になった人はぜひ使ってみましょう!!


改めて阿部さんありがとうございました!!

0 件のコメント: